自分にとって適職って 何だろう?

適職に巡り合うためのメタ分析

 

こんにちは。人事部長のSIONです。今日は、社会人の永遠のテーマ、適職についてです。どの年代にも当てはまる永遠テーマ。高齢者でさえ、人生の後悔について語るとき「他の仕事をしておけば良かった」、「あの仕事を選ばなければ良かった」等々、常に上位になる、古くて新しいテーマです。

私自身も、好きを仕事に選んでは失敗し、給与の額だけで選んでは失敗し、伸びる業界だと思って転職をしては失敗し、楽さで選んだ仕事で失敗し等々、失敗の連続です。50代となった今でも、実は悩んでいます。って、いうか、どの年代の、どの会社に所属していた時も、ずっと悩んでました。😓😓😓

そんな人類の永遠の課題とも言える適職について、大変興味深い記事を紹介します。2019年12月30日付「東洋経済ONLINE」で紹介の「仕事の幸福度を決める」です。内容は、幸福度を上げる仕事の要素についてのメタ分析です。

 

適職選びの7つの基準

 

人生の幸福度を向上させるための仕事選びの基準

(1)裁量権はあるか。

業務内容、場所、タイミングについて、責任と権限が与えられ自由に決められること。

 

(2)成長している感覚があるか。

日々1ミリでも成長している感覚や達成感があるか。感謝のフィードバックはあるか。

 

(3)自分の性分に合っている

仕事は大きくオフェンス型、ディフェンス型に分類できる。オフェンス型は営業のように外に向かって受注を獲得する仕事、ディフェンス型は法務部のように社内外に内在するリスクをコントロールする仕事。今の仕事は自身の性分と焦点が合っているか。

 

(4)業務内容と報酬の関係は明確か。

何をどれくらい達成したら、いくら貰えるか、が明確化されている。社長の好き嫌いで社員の評価が決まる職場は最悪ですが、多くの企業がこの昭和スタイルを踏襲している。

 

(5)業務内容はバラエティに富んでいるか。

多様性に富んだ内容はそれだけで楽しい。変化のない単純作業は人のやる気を奪う。

 

(6)自分に似た人が多いか。

社内に自分と似た仲間がいると職場内の居心地が良くなる。幸福度が上がり離職率が下がる。

 

(7)他人の生活、価値観に影響を与えるか。

自分の仕事が世の中に貢献できている感覚が、仕事のモチベーションを上げる。他者への貢献が分かりやすい職種は満足度が上がりやすいというアメリカのデータもある。

 

私にとってはコンサル業が適職でした。

 

私自身の経験でも比較的長く続いた会社は、コンサル系の仕事でしたが、①裁量権が大きい。②日々成長感覚があり。③同じ資格を持つ者が多い。④クライアントからの感謝の言葉を直接聞ける。⑤自分の性分と合う職種。⑥報酬体系が明確で公開されている。⑦業務内容もバラエティに富んでいる。全ての条件に当てはまる職場でしたが、会社都合で最終的に退職しています。とても残念でした。😭😭😭

逆にすぐに辞めた会社は、①仕事が細分化されていて単純。②業務指示が細かく、そこに自分の経験や知識を挟む余地がない。③人事評価制度はなく、社長の好き嫌いで昇給幅が決まる。④自分の専門性が活かせない。⑤気の合う仲間がいない。⑥お客様の感謝の声が部署まで届かない。等々、一つも当てはまらない職場でした。😖😖😖

 

どんな基準を満たせば幸福度の高い仕事なのかについては、人ぞれぞれです。一概には言えません。ただ、上記のメタ分析を参考に適職に出会うための活動を続けていけば、科学的根拠に基づいて、転職=天職になる可能性が格段に高くなることは私の経験からも言えます。

次回は、適職に巡り合うための方法について紹介します。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

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